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有給休暇の消化に困っていませんか

 社員さんの有給休暇がたまりっつぱなしで、どう消化しようかと困れることはないでしょうか。有給休暇は入社後6月経過すると10日、そして毎年ふえてゆき6年6カ月経過すると1年に20日が付与されることとなります。さらに消化されなかった日数は翌年に繰越しとなります。最大40日が有給休暇の所持日数となります。

40日なるとほぼ2カ月の出勤日数です。これをまとめて消化するとなると会社と有給休暇を消化する社員の問題だけでなく、周囲を巻き込んだ問題となります。そうなる前にどうにかしたいものです。
対策の1番目としては有給休暇が取りやすい環境を作るということです。退職間際の完全消化は普段からの不満の解消が底ににあります。1日の有給休暇の消化に対しても理由を厳しく求めるのはできるだけ避けたいものです。有給休暇の消化に対して心理的な制約をしていると、まとめて消化などという爆発がおこりやすいものです。

対策の2番目に計画的に消化をすることです。労働基準法は有給休暇の所持日数の6日を超える分については計画的消化ができるとしています。年間の業務の中で閑散期となる時期に予定して消化することです。たまる一方の有給休暇がすこしでも減らす工夫が必要です。また年末年始休暇、夏季休暇などに有給休暇をからませるというのも一つの方法です。就業規則上毎週40時間制が実現できている会社であればこのような工夫もしやすいのではないでしょうか。

有給休暇の完全消化は当然の権利と考える社員さんもいらっしゃいます。依然として有給休暇を恩恵と考える事業主さんもいらっしゃいます。双方の歩み寄り、話し合いがないことには解決できない問題ではないでしょうか。

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