簡単にできる評価制度はありませんか
あります。コンピテンシーという手法をつかって簡単に評価制度作ることができます。評価制度を作るときは一般に仕事調べから行います。制度設計者はその会社がどのような業務をおこない、個々の社員がどのような役割をもって毎日を仕事をしているのかを調べることから人事制度の作りを始めます。
しかしこの手法は大変時間がかかり、また外部者が作ると正しい仕事の理解ができず、おかしな方向に行ってしまうことがあります。一方コンピテンシーは仕事のできる人のサンプリングから始めます。そして仕事のできることについて具体的な行動分析をおこない、仕事のできる人の行動事例を引き出します。この成績優良社員の行動事例を評価基準とします。とても具体的ですのでわかりやすいです。また行動分析を社員さん自身に行なっていただきますので、まと外れな結論に至ることはありません。
コンピテンシーは評価だけでなく日ごろの業務を行ううえでの行動基準、あるいは教育にも使うこともできます。まずは毎日の業務改善としてコンピテンシーやってみませんか。